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価格:500 円(税込)
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べにふうき粉末茶 平袋タイプ40g 茶葉産地:静岡県富士市◆べにふうきと言えば花粉症 今でこそ花粉症対策にべにふうきは当たり前、花粉症で知らない人は少なくなりましたが、 べにふうきが花粉症に効果的と言われるようになったのは、 2003年に静岡で開催された世界O?CHAフォーラム2003(世界緑茶協会主催)で、 「べにふうき」について、この研究に関わった山本万里さん(野菜茶業研究所)が講演を行い、 前年、花粉症の三十八人にこのお茶を飲んでもらい、半数に症状の緩和が見られたことから、 「べにふうき」に多く含まれるメチル化カテキン等がアレルギーを抑制する作用があることを話されたことからです。 この講演の中で「アレルギーの初期の反応を抑制する物質」であるメチル化カテキンと伴に、 「原因となる抗体の産生を抑制する物質」であるストリクチニンの含有が認められる事が伝えられ、 このお茶は注目されるようになったのではないかと思います。 ◆べにふうき誕生 「べにふうき」は、独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1993年に命名登録された茶葉です。 このお茶は、もともと日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の茶葉です。 べにほまれ自体は、非常に歴史の古いお茶で、日本でも紅茶を作ろうという試みが行われた昭和初期の時代に、 多田元吉という人がインドから持ち帰った種子を育て、その何世代目かに出来あがった優良な改良品種です。 アッサム種と呼ばれる大きな葉のお茶の木がベースになっており、 従来の日本茶に比べて苦み渋みの原因、カテキンの含有量が多いことから、 緑茶としては飲みにくく、紅茶用とされてきたものでした。 べにふうきも緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特長を持っているお茶なのです。 ◆べにふうきの抗アレルギー成分 独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所などで、1996年から2000年にかけて、 アレルギー予防食品開発のための基礎研究が行われ、約40品種の茶葉について抗アレルギー作用を検定したところ、 この「べにふうき」の中に含まれる渋味成分であるカテキンの一種、 エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3”Me)(通称メチル化カテキン)や 抗アレルギー成分のストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対する 改善効果をもつとことがわかりました。 ◆べにふうきに多く含まれるメチル化カテキンとは 茶葉中に含有されるポリフェノールの1種で、 茶葉に最も多く含まれるカテキンであるエピガロカテキンガレートの一部がメチル化されたものです。 「べにふうき」、「べにふじ」、「べにほまれ」という茶の品種に多く含まれています。 高温で溶け出しやすく、水に溶けて作用します。水の中に溶けた状態で加熱されると異性化体のGCG3"Meが増加します。 (細胞実験では、抗アレルギー作用の強さは、この加熱による異性化体GCG3"Meの方が、通常時のEGCG3"Me より強力だったことが発表されています) メチル化カテキンを効率的に利用したい場合は、「べにふうき」を熱湯で淹れる方が水で出すより良いようです。 ◆べにふうきを緑茶の粉末にした訳 べにふうきは本来紅茶用ですから紅茶にすれば美味しいのですが、紅茶にすると製造工程でメチル化カテキンが消えてしまうため、 緑茶でなければ抗アレルギー効果が期待できません。そこで、成分を壊さずに味をよくする工夫をしてきました。 また、花粉症などのアレルギーに対する改善効果を得る為には、ある程度の「摂取量」の確保が必要です。 ヒト介入試験で、「やぶきた」に比べて アレルギー性通年性鼻炎の有意な軽減効果が認められた1日34mgのメチル化カテキン(EGCG3"Me +GCG3"Me)(日本臨床栄養学会誌(2005)27(1),33-51)を摂取するためには、 (例えば)メチル化カテキン含量が1.5%のお茶の葉であれば、 3.8gの茶葉を約400ml以上の水で「煮沸しながら5分以上」煎じる必要があります(1日分なので何回かに分けて取得します)。 ヒト介入試験では、軽減効果は1日あたり34mg、68mgで認められ、17mgでは対照の「やぶきた」と同等だったことが明らかになっています。 別の実験では、べにふうき2gを1回あたり熱湯300mlで浸出して朝昼連続飲用した場合、 軽度のスギ花粉症患者は症状の悪化が軽減されることが報告されています。 では、どうすれば「美味しく」「手軽に」「効率よく」飲んでいただけるか、 ティーバッグ、カプセル、粉末タイプ、ペットボトル飲料タイプ等が考えられます。 お湯に溶かして飲む粉末茶なら、有効成分を残さず摂取できます。 また、効果が持続する時間が3、4時間なので、1日1回よりもこまめに飲むことがのがコツなので、 粉末茶のスティックタイプが便利ですが、御家庭や職場でならごみの出ない平袋タイプがお得です。 ◆お茶をより美味しくお飲みいただくために 粉末茶は熱湯で溶かして5分ほど置くと美味しくいただけます。 しかし、「水」に溶かした粉末茶を長時間持ち歩いたり放置するのはやめましょう。光過敏性皮膚炎の原因物質が生成されてしまいます。 持ち運ぶなら、リーフ茶をお湯で5分煮出した後、茶殻を取り出して冷ましてから半分に分けて朝昼の食後2回に分けて飲みます。 温かいままなら水筒で1日くらいは保存できます。 《参考》 独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構
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